この後、無調整豆乳に浸して絞り、日陰で乾燥させ、染色する。
そして、何より、この長い作業を経て作ったものが、私のために使われる。
自分の体、心を考えてきたことが、どれくらいあるだろうか。
いつも日常に追われていて、体調不良だとか、精神の不安だとか、そんなものは無視を決め込んで、後回しにしてきた。ときに周囲に欝憤を吐き散らし、それで瞬間すっきりして、根本の解決は図らない。
自分が不安定で弱い人間だとわかってしまったら、女性という「性」をもった、「ホルモン」というものに支配される不安定な心と体をもつ生き物だと自覚してしまえば、厳しい現実に挑めない。
いまの労働市場で闘い抜けない。拘束時間は、自分の性別や肉体などは無視をして、純粋な労働力「歯車」となる。それが日常で、それしかないと思ってきた。
でも、
「もしかしたら、ちょっと違うかな」
そう思うようになってきた。
自分の心や体を無視し続けると、すっかり自分のことがわからなくなってしまう。
自分は、なぜここにいるのか?なぜこの人といるのか?自分は、何が好きで、何が嫌なのか?
自分を無視し続けていると、今度は自分の心や体から、自分が見捨てられてしまうのだ。
だから、これからは今さらながら、自分を追いかけてみることにした。自分の心を、体を、自分から知りたいと手を伸ばしてみることにした。
自分の身につけるものを、材料から吟味して 手作りする。そして、その作業を他の人と共有する。
心や体の悩みも、どさくさにまぎれて共有する。
自分の体をきれいにするものを作る。素敵な香りを楽しみながら考える。
そして、それをバザーに出して他の人にも見て、触れてもらう。
自分の心と体を受け入れようと追いかけることは、自分のありのままを受け入れることで、誰かのありのままにつながることだ。
女性であることを受け入れることは、男性を、様々な性の形を 、ありのままに受け入れることだ。
ゆっくりと自分に還って、自然に人と付き合っていきたい。
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10/14(日)10:00~18:00
エセナおおたにこもれびコーヒーと、手作り雑貨のブースを出します。ネイルのケアもあります。ぜひ遊びに来てください。お手伝いも歓迎です!
10月21日(日)14:00~ 代々木公園エノアール横でいちむらみさこさんと共同で第2回「布ナプキン会議」を開催します。会議は、オーガニックコットンで布ナプキンを制作しながら行われます。針と糸を持って来てください。身体によいこと情報交換しましょう。
詳細はこちらhttp://greennecklace.blog.shinobi.jp/Entry/30/
iratsumeBBSから転載♪
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10月5日から働く女性の全国ホットライン常設化します。(転載大歓迎)
負けない!辞めない!あきらめない!働く女性の全国ホットライン
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フェミニストカウンセリング東京(東京)
NO!セクシュアルハラスメント (福岡)
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「自分のために時間使いなとか、自分に手をかけな」とか。
でもね~、よくわかんないのよね~。
でも、我ながらほんっと~に賢いなと自信を持って言えることがある。
あたしはあたしのために「男と、セックスしない」
そりゃあ、あたしもふつーの女だし、特に生理前とか排卵期なんかしたくなる。(しまった!話題がまた18禁になった)
でもあたしは知ってるんだ。あたしは男性とセックスするたびに、どんどん壊れていく。
自分の原風景ってのが誰にでもあるんだ。静かに一人になって、安全な空間で、自分の中に降りてみるの。眠れない夜なんかにやってみるのも悪くないと思う。
私の原風景の中にいたのは、幼いおかっぱの幽霊みたいな子だったんだ。異常に肌が白い、黒いビー玉みたいななにも映さない眼をしたね。その子に触れると一瞬体が硬直する、でも、すぐに弛緩する。それは安堵からじゃなくて、諦めからのもの。
証拠に目に生気は宿らない。焦点はいつもおかしい。
そうよ、私は幼い子供なの。成長できなかったのね。
でも、年月は残酷で、外側は大人の女になった。肉の欲求は成人女性のものがある。でも、その心は幼い子供のまま。
私がほしいのは、愛のこもったハグなんだと思う。保護される安心感。もう、一人で闘わなくてもいいという安心感。要は保護者を欲してるわけよ。
ところが女になると最終的に求められるコミュニケーションツールはセックスだから、混乱する。求められることはうれしい。おまけに感じてしまう。でも、何かが違う、本当にほしいものは違う気がする。本当は守られて安心したい。これは守られるための、愛を証明するための、代償行為なの?安心どころか、不安が心の大半を占める。ますます相手のセックスの要求にあらがえない。考えることが面倒になるとリセットして全部消してしまう。
でもね、私は30手前でやっと気づいたの。
心が成長するまでセックスしちゃだめ!
セックス以外、言葉や体験で、信頼とか、連帯とか、協調とか、そんなものを心に覚えさせて積み重ねさせないとだめなんだ。
努力の結果、原風景の幼い子が、今やっと自分が怯えていることに気付き始めた。これは大きな成長よ。感じなかったのが、感じるようになったということは、少し安心感を感じてきた証拠だもの。
そんなこんなで男を絶って7年。これが自分への最大のプレゼントだ。
信頼や愛情のない関係じゃ、いいセックスにならない。(そりゃ誰が相手でもそれなりに気持ちいいだろうし)刹那の関係だったらいいだろうけど、セックスはコミュニケーションだもの、後を引くのよ。気持ちがないのにすれば、面倒に巻き込まれて後悔するだけ。
自分を大事にしてないって評されるけれど、見えない部分であたしは自分をとっても大事に守ってるのよ。
セックスが止まらないあなた。した後空しいあなた。オナニーのほうが気持ちいいのに、人肌にふらふらしちゃうあなた。自分の心が本当にほしいものに、気づけたらいいね。
東京YWCA 女性の人権委員会の講座
暴力を経験した 女性支援のグループ作り 実践トレーニング講座 スキルアップ編<2日間>
こちらに参加してきました。6・7月にあった基礎編を受講していまして、スキルアップ編も都合さえあえばやる気もりもりでしたので。だって、楽しいんですもの。
わたくし、何を隠そうずぶの素人ですよ。ですからこういったお勉強の機会など経験はございません。当事者として、さまざまなグループに参加してきた、遊びによらせていただいてきたという経験がすべてでございます。ですから、この講座がきついかどうか、比較対象がないのです。きついと皆さんがおっしゃるからそうなのでしょう。でも、いや~、なんと言うか、エキサイティングでした!本当に、濃かった!ヨカッタ!
傾聴では足りない。むしろ共感、アクティブリスニング!
それには「うぉ!そうだ!いいぞ!」と思いました。←当事者側の反応だな(苦笑)
自己覚知、自己統制、自己開示。本当に重要だと思いました。投影、してしまうんですよね。本当に、注意していても、してしまうことがあるのです。
自分の弱点を知っておく。自分の現在の状態を、感情の動きを知っておく。その上で、自己開示、自己統制をきちんとした計画性を持った上で使っていく。「自分」を、そのグループ、もしくはメンバーのために時には使う。「自分」を「自分のため」に使わないように気遣わないといけない。そのために、自分の感情・体調を含めた<現在位置>を都度都度把握しておくことが大切なんだ。でも、それだけではいけなくて、周囲も見えてないといけないんだよね。
あー書いていたら、泣きたくなってくるよ!難しいじゃん!読んでいる人、怖くなったかも。
でもですね、これが実際やってみると、それ以上にふつふつと湧き出るわくわく感があるのですよ。だから講座も受講したくなるし、自分でグループ作って運営し続けるわけです。人と人が集まって、互いの言葉を、感情を、背負っている経験や思いを、場に広げるのって、最高にエキサイティングなのです。ものすごい化学反応を起こすわけです。ゾクゾクします。(←ここまでなのは私だけかもしれませんが・・・)
「対話」の生み出す可能性を、心から信じたいと願う心があります。誰かを完全にわかることも出来ないし、わかってもらうことも出来ないけれど、でも、本当にほしいのは、そういうものじゃないと思っているのです。どんな私でも受け入れられていいのだと、どんな私でも、排除しなくていい、されないのだと、心から安心したいのです。ほっと、心の緊張をゆるめられる場所が、どこかにひとつでもあったとしたら、生きることは、どれだけ楽になるのだろうと思うのです。
女性の元気になる姿を見たい。
子どもたちの開放された笑顔を見たい。
おじさんたちの照れ笑いを
心を閉ざしてきた人が、ふと顔を上げたときのその目の宿す光を
ベッドで寝たきりの人が握り返してくれたその手の力強さを
とてもたいせつな宝物だと思う。
人は、生きている限り、生きていていいのだと思う。その人で、その人のまんまで生きていていいのだと思う。それを大切に思いあうことが、みんなが安心できる社会を作っていくことが、とても大事なのだと思う。
みんな違う。だからなおさら、ステキなんじゃないの。
衝突ばっかり、決まらないことばっかり、話しかみ合わない、足並みそろわない、いらいらしちゃう。でもそこで、ちょっと考えようと思えたらステキだと思うの。いらいら、じれじれするのは、「私」を優先したいからじゃない?みーんなそれぞれおんなじだけ大事な「私」なのだもの、意見が衝突したのなら、やはり時間を差し出しあって、互いの考えに耳を澄ましてみることは無駄じゃないのではないかしら?
じんわり、相手の気持ちがしみこんできたのなら、こちらの意見は変わらなくても、心は少しやわらかくなってはこないかしら?
「対話」の可能性を信じたい。たくさんの人に出会っていきたいから、心に触れ合わせてもらいたいから、私は今日みんなと一緒に経験させてもらったことを、うれしく思うし、大事にしていきたいです。
あー楽しかった。グリーンネックレスのメンバーにフィードバックしよ。
会のあり方について、結構いつも考えてしまうのですよね。「目的」を明確にして「対象者」を限定して運営するのが会の基本だとは承知しています。でもね、私はそういうのつまらないと思う。
私は、この会の対象者を幅広くあいまいにしたいんですよね。それにはリスクはあると思うのですよ。不安を呼びますからね。対象者、活動内容を限定するということは、わかりやすいだけに、不安状態が強い人には有効です。
でも、思ったのですよ。そんな不安状態の強い渦中の人は、出向いて場に参加することは難しいのではないかと。むしろ、そういう人には、アウトリーチが必要なのだろうな、と。そういう方とのつながりを作るためにも、グリーンネックレスという会が存在していて、月1回開かれていることは有効なのだと思うのです。
こういう場があり、動きがあると浸透していけば、ここに手紙や、電話や、メールでSOSを出しやすくなるかもしれない。女性の悩みを、女性にすることが出来る。そしてあまりに近しい距離の相手ではないために、プライバシーの問題に悩むことが少なくてすむ。そして、専門的なかかわりが必要であるなら、継続的なかかわりが必要であるなら、その地域の支援団体に声をかけていく、手紙やメールでの継続交流なども場合によっては考えていく。そうやって広がっていく可能性があると思うのです。
私は当事者同士のつながりを広げたいし、大事だと思う。もやいのときとは別に、「保証人」というものを介在させず、「ただの私」で仲間と出会い直したい、つながりたい。そして積極的に、もやいでは出会っていない別の場の当事者とも出会っていきたい。
そして、支援者とも出会っていきたいし、つながりを広げたい。そしてグリーンネックレスの中では、支援者としての堅苦しさは忘れてほしい。一緒に楽しみ、悩み、模索する女性であってほしい。
そして支援者でもなければ、自分を当事者とも思っていない女性とも出会いたい。そしてその方は「支援者」、「当事者」にどんなイメージを持っているのかを見つけてもらいたいと思う。
私は今書いていて笑いそうなのだけど、癒しの場において「当事者」、「支援者」なんてくくることを、ナンセンスだと思っています。モチロン配慮は必要。ただ、それは「当事者」と呼ばれる人に対してだけ払うものだろうか?違うと思うの。心の力動は、いつだって相互。運営側が招く側に配慮する。しかし同時に招かれた側も、細やかな心配りをしているの。それを上手にキャッチしあえたら、もっともっと豊かな何かが育まれていくのではないかしら?だから、場に集う人は、みんなでその「場」を作るのですよ。空気をみんなで作り出し、シェアしていくのです。
ただね、場を作る、企画を遂行するということは、責任がついて回るのですよ。その責任を背負っていく心構えがね、運営側、いわゆる「支援者側」に求められることだと思います。そして、これがひっじょーに、大変なんだよね。でも、喜びも、ひとしおだと思うのです。
Nさんの作ってくれた小鳥ちゃんを飾って、次回もグリーンネックレス、いつもの日に、いつもの時間で、あなたをお待ちしています。
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