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みんな違うからいろいろあるけど、だからこそ、わくわくする。 一緒に化学反応、起こしましょ?
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moyai Blogに投稿した自分の記事を転載。
お読みいただいたとおり、母子加算、扶養手当減額に対する取材が<もやい>に来ますので、「ぜひ訴えたい!」という方がいましたらinfo@moyai.net(山口宛),w_r_sky@yahoo.co.jpまでメールをください。
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生活保護の母子加算廃止や、児童扶養手当減額が決まったことで、発言を求められることがある。
いかに母子世帯の生活が困窮するのかを、私の経済状態の推移を文章化することで訴えたいという狙いだろう。

いまでさえ、母子世帯は生活保護受給の有無に係わらず逼迫している。平均年収220万弱。一般世帯の3分の1といわれる。
これは保育の問題、雇用の問題も絡んでいる。一家の大黒柱はパート・アルバイトじゃ、難しい。

いいですよ。材料として我が家の家計をさらしても。けれど、「母子家庭の母」として家計の困窮状態だけを切り取られるのにやりきれなさを感じます。もっと踏み込んでほしい。表面に見えるものは違っても、根っこはいろんな問題とつながっている。

私に過去や事情があるように、それぞれみんなにある。好きで母子家庭の母になったのではないし、好きで老いたのでも、病気になったのでも、ホームレスになったのでもないと思う。

誰でも、予想できない未来がある。そのとき、一定の状況に陥れば誰でも使うことの出来る社会保障があってこそ、成熟した社会と呼べるのではないかと思う。成果制の保障・手当てなんて、何もかも失った状態になった経験がないから出る発想じゃないだろうか?

「再チャレンジ」。本当にそう思うのならば、生活保護だけにとどまらず、社会保障を充実させて、1回の失敗が致命傷にならないセーフティネットを張っていただけるように切に願う。

「母子家庭って、あなたが勝手に離婚したのでしょう?仕事で忙しいって、何甘えたこといってるの。好き勝手して、税金もらって、社会のお荷物」
そんな声と闘いながら地域で生きなければならないのは、個人の抱える困難は、当人の自己責任だと社会全体が思っているからだと思う。

個人では抱えきれない困難は、社会のひずみをその個人が引き受けているに過ぎない。個人的な問題は、おおむね社会問題だろうと思う。その考え方にたつと、今盛んに言われているいじめ問題なども、見えてくるのではないかと思うのだ。

それぞれ違いがある人生を尊重しつつ、仲良く生きていける社会が、ほしい。そんな中で生きてみたい。
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新聞記事より。漏救率の問題が取り上げられています。現場にいる人間は、こんなこととっくに知ってるってば。

どうにもならない状態になって、恥ずかしさに耐えてすがる思いで福祉の窓口へ行って、申請書が出てこないんです。そういう書式があってそれを出さないと申請したことにならない、数のうちにも入らないなんて生活保護を受けたことがなければ本人は知らないから(相談のみはノーカウント)、「申請書をください」なんていえないのです。同席するのはそうした水際の攻防を援護射撃するためです。だってフェアじゃない。ただ、第三者が同席して、何も言わずにそばで聞いているだけで、態度も、言葉の選び方も変わるなんて、おかしいですよ。

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<生活保護>7割が申請に至らず 事前相談で門前払いか

 全国各市が設置する福祉事務所で04年度に受け付けた生活保護の相談件数のうち、実際に保護を始めた割合が平均で28%と3割に満たないことが会計検査院の調べで分かった。最低の北九州市は14.6%で、最高の千葉市は69.7%だった。こうした自治体間の格差について専門家の中には「相談にとどめて申請させない門前払いの実態を示している」と指摘する声もある。政府が給付削減を進める中、生活保護行政の姿勢が問われそうだ。
 検査院は昨年6月に国会から社会保障費の地域間格差の検査を要請され、生活保護費などを調査。初の結果となった。
 検査院によると、相談件数を把握しているのは、全福祉事務所(1225カ所)のうち各市が設置した事務所(903カ所)。政令市と都道府県別に集計したが、最高、最低以外の自治体は公表していない。
 調査結果では、相談件数に対する保護開始率の低さが目立つ一方、相談から申請に至った比率も全国平均で30.6%。最低が北九州市(15.8%)で、最高が千葉市(71.1%)だった。実際に申請された件数に対する保護開始率は平均で91.5%。最低の熊本県でも73.8%と高く、申請後は高率で保護を受けられる実態がうかがえた。
 日本弁護士連合会が今年6、7月に行った生活保護に関する無料電話相談によると、事務所に相談に行った180人中118人(65.5%)が「65歳までは仕事を見つけなさい」「子供などから援助を」などと言われ申請に至らなかったという。
 生活保護行政の問題に詳しい小野順子弁護士は「子供など扶養義務者がいることが理由で相談段階で門前払いになるケースが多い。だが、実際には申請を受けて調査しないと扶養できるのかどうかすら分からない」と指摘する。一方、厚生労働省保護課は「相談者はさまざまな要因で生活に困っており、児童給付などほかの制度を使っている可能性もある。この数字だけで門前払いとは言えない」と話している。【斎籐良太】
   ◇   ◇
 北九州市では、保護を必要とする人たちから悲痛な声が上がっている。
 「区役所の窓口はいつもけんか腰で『子供に援助してもらえ』の一点張り。思わず『首をつって死にます』と言ったこともある」。小倉北区の市営住宅に1人で暮らす女性(75)は8年前に夫と死別。年金月額7万円だけが収入だ。2人の息子のうち援助を受けていた二男が春から音信不通に。長男は自分の家計維持で精いっぱいという。「介護保険料も医療費も上がって暮らしはぎりぎり。夫が元気な間はちゃんと税金を納めていたのになぜこんな目に遭うのか」と涙ながらに訴える。
 同市内7区の福祉事務所は毎年策定する運営方針で相談件数に対する申請率の数値見込みを設定している。同市保護課は「申請件数のとらえ方が自治体によって異なり、申請率を一概には比較できない。市は従来、保護行政の適正実施に努めている。門前払いはしていない」と反論する。
 もちろん北九州市だけではない。今年2月、京都市伏見区では、認知症の母親(当時86歳)の介護で生活苦に陥った息子が、母親に相談の上で殺害し自らも自殺を図った。息子は窓口に3回行ったが、失業保険を理由に申請を受理されなかった。京都地裁は7月の有罪判決で「生活保護の相談窓口の対応が問われている」と異例の指摘をした。また秋田市では今年7月、2度の申請を却下された男性(当時37歳)が、乗用車内で練炭自殺している。【古川修司】

(毎日新聞) - 10月26日3時6分更新

ご賛同いただいた皆様

SOS緊急アクション、改めて御礼申し上げます

10月13日に衆議院第一議員会館で行ったSOSアクションですが、おかげさまで当日参加120名、他に国会議員本人5名(民主党3名:山井和則、円より子、郡和子、社民党2名:福島みずほ、阿部とも子)(敬称略、以下同じ)、秘書8名(民主党、社民党、共産党、公明党)、マスコミ15社20名が参加しました。
なお、賛同は団体40団体、個人505名に上りました。改めて御礼申し上げます。賛同者一覧および頂戴したコメント一覧を末尾に添付します。

当日は、この間の生活保護をめぐる動きをおさらいした後、前半に参加した呼びかけ人から以下の報告・提起がありました(議員は来場の都度適宜アピール)。

古根村博和(大部孝代理)司法書士:全国青年司法書士協議会が開催した「生活保護110番」の報告
森川清弁護士:日弁連が主催した「生活保護110番」の報告
猪股正弁護士:日弁連人権大会決議の紹介
近藤恵子全国女性シェルターネット共同代表:DV女性と生活保護
木村朋子精神保健福祉士:精神障害者と生活保護
大津恵子女性の家前ディレクター:外国人女性と生活保護
後閑一博司法書士:ホームレスと生活保護
笹沼弘志:憲法とセーフティネット

3時からの5分の休憩時間中には塚本正冶作詞作曲「生活保護の唄」を会場に流しました。


また後半には、参加した140名の方たちから一人約3分で、それぞれの立場からするアピールをもらいました。

終了後、参加者有志で今回の取組みを単発で終わらせないための協議を行い、各団体・専門分野の枠を超えた連携の場の必要性、連絡用MLの必要性が話し合われました。

なお、当日の参加者発言については、事務局の役割を担ってきたもやいで記録化(テープ起こし)を行なっています。完成したらおわけしますので、ご入用の方はその旨info@moyai.net までご連絡ください。なお、当日参加・発言した方で、記録からの削除をお求めになる方は、その旨ご連絡いただければ削除します。

今後とも、生活保護削減の動きなどにともに注目していきたいと思います。よろしくお願いします。

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賛同者(10月19日現在)(敬称略。五十音順)

<団体賛同>40団体
会津大学短期大学部ホームレス支援夜回りの会/アジェンダ・プロジェクト/ATTAC Japan (首都圏事務局)/池袋野宿者連絡会/医療福祉の戦争協力に反対する連絡会議/かたつむりの会(静岡居宅生活者の会)/カトリック社会活動神戸センター/NPO法人釜ヶ崎医療連絡会議/グループホームアートリング/グループホームふうせん/光愛病院統一労働組合/神戸公務員ボランティア/NPO法人神戸の冬を支える会/神戸YWCA/神戸YWCA夜回り準備会/こぐまの森/寿医療班/笹島診療所/自治体労働者組合・杉並/市民ネットワーク千葉県/NPO法人自立生活サポートセンター・もやい/NPO法人自立生活支援センター富山/NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ/新宿野宿労働者の生活・就労保障を求める連絡会議/新宿ホームレス支援機構/多摩あおば病院労働組合/TENOHASI地球ととなりのはっぴぃ空間池袋/東京都地域精神医療業務研究会/峠の会(居宅保護受給者の集い)/NPO法人長居公園元気ネット/中野夜廻りの会/日本の戦後責任を清算するため行動する北海道の会/野宿者のための静岡パトロール/反戦と生活のための表現解放行動/ひきこもり九条の会/フリーター全般労組/ほしのいえ/NPO法人まごころねっとわーく/やどかりプロジェクト(仮称)準備会/夜まわり三鷹

<個人賛同>505名

青木久馬(NPO法人障害年金支援ネットワーク、社会保険労務士)/赤石千衣子(NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ)/赤間峰子(ほしのいえ)/赤松智孝(多摩あおば病院精神科医)/吾郷健二(西南学院大学教授)/浅名勝次(埼玉県生活と健康を守る会連合会蕨市生活と健康を守る会会長)/畔柳聖治(精神保健福祉士)/阿相明夫(にしの木クリニックデイケア)/安仁屋衣子(厚生中央病院医療ソーシャルワーカー)/雨宮処凛(作家)/新井誠史(法律事務所勤務)/有我譲慶(全国精労協政策委員)/生島直人(多摩あおば病院ソーシャルワーカー)/池上哉美(ほしのいえ)/池田幸代(新宿野宿者女性の会「心を開く輪」メンバー、衆議院議員阿部知子秘書)/池本誠司(弁護士)/悳智彦(イサオクリニック)/石井真由美(セルフヘルプグループ「鈴」)/石上康彦(フリースクール かげんどら主催)/石川一樹(新宿区住民)/石川久仁子(ほしのいえ)/石川経理(新宿区住民)/石川ひろみ(新宿区住民)/石川幹雄(新宿区住民)/石川美里(グループホームふうせん)/石森安子/伊須慎一郎(弁護士)/井田裕子(にしの木クリニックデイケア)/伊瀬谷涼子(あとりえふぁんとむ)/板倉由実(弁護士)/いちじゅ(仮名、精神障害者のきょうだい)/伊藤明生(弁護士)/伊藤和子(札幌市民・主婦)/伊藤敬一(年金生活者)/伊藤朋子(精神科診療所 にしの木クリニック所長)/伊藤裕子(東京YWCA 国領センター)/伊藤義樹(にしの木クリニックデイケア)/稲田七海/稲葉奈々子(茨城大学教員)/稲荷明古(京都市民)/犬股紘一(埼玉県臨時教職員制度の改善をすすめる会)/井上香奈(多摩あおば病院)/井上敏子/岩川保久(翻訳・通訳者)/岩城紀代子(東京YWCA国領センター)/岩田鐵夫(四ツ谷おにぎり仲間・社会福祉士)/岩田正美(日本女子大学教授) /岩田柳一(精神科医)/ウーサンサン(香港)/上野豪志(柏木診療所精神科医)/上野道雄/上野光歩(ウエノ診療所)/上ノ山一寛(医療法人南彦根クリニック)/上原一朗(社会福祉士)/薄田寿子(埼玉県立浦和商業高校教諭)/内田徹(弁護士)/内山智絵(東京精神医療人権センター)/内山佳子(千葉県民)/浦松祥子(『賃金と社会保障』編集者)/江原智(弁護士)/及川津紀子(東京YWCA)/大岩すみ江/大塚孝子/大賀絹江(目黒精神保健を考える会)/大賀達雄(目黒精神保健を考える会代表)/大川昭博(横浜市ソーシャルワーカー)/大久保生子(TWCA)/大熊正啓(元自営業)/大倉浩(弁護士)/ 大沢千佳子(東京都民)/大下富佐江/大嶋栄子(それいゆ共同作業所)/大瀧幸恵(消費生活相談員)/大竹寿幸(弁護士)/大谷良太/大槻和子(フェミニストカウンセリング東京)/大野綾子(東京YWCA/ひなの家)/大野博美(市民ネットワーク千葉県(県議会議員))/大平正巳(社会福祉士)/大松美樹雄((財)淀川勤労者厚生協会)/岡島睦美/岡田政光(調布市民)/岡部卓(首都大学東京教授)/岡本省三(日本カナダ国際精神保健交流協議会共同代表、精神病者)/岡本忠夫(にしの木クリニックデイケア)/岡村幸子(岩倉病院労組)/小川誓順(授産施設職員)/小川博子(宇治黄檗病院職員組合)/奥野洋子(医療法人弥生会)/奥森祥陽(生活保護ケースワーカー)/長田淳(弁護士)/折山はじめ(生活保護受給者)/


賀来佳男(日本医科大学)/岳田悟(ほしのいえ)/梶屋大輔(フリーター全般労組)/梶山敏雄(弁護士)/片山和子(民青同盟埼玉県委員会)/加藤真規子(こらーるたいとう)/加藤真理子/加藤和博/加藤孝(生活困窮者宿泊所スタッフ)/金澤誠一(佛教大学教授)/金子充(立正大学社会福祉学部講師)/金子伸枝(看護士)/加美嘉史(大阪体育大学健康福祉学部)/亀井丈二(洛陽病院労組)/狩野寛(多摩あおば病院精神科医)/川井理沙子(弁護士)/川上敦子/川崎慎一(弁護士)/河崎行繁(ホームレス支援会議「のはな」)/川瀬典夫(川瀬クリニック)/河野聡(弁護士)/川畑智子(北海道大学大学院医学研究科)/川村靖(NPO法人埼玉森林サポータークラブ)/康由美(弁護士)/神田実由紀(主婦)/北明美(福井県立大学教員)/北川由紀彦(東京都民)/木谷公士郎(司法書士)/北村弘幸(にしの木クリニックデイケア)/木下忠親(杉並区東福祉事務所生活保護ケースワーカー)/木下秀雄(大阪市立大学教授)/木原万樹子(弁護士)/金正恵/木村厚子/木村智子(セルフヘルプグループ「鈴」)/木村勝(セルフヘルプグループ「鈴」)/饗場哲夫(セルフヘルプグループ「鈴」、社会福祉法人巣立ち会「こひつじ舎」/金城裕子(グループホームふうせん)/清野謁子(にしの木クリニックデイケア)/櫛渕秀人(陽和病院労働組合書記長)/工藤隆司(法律事務所勤務)/久保田和志(弁護士)/栗原康(ATTAC JAPAN(首都圏))/黒川京子(社会福祉)/黒澤亜希子(弁護士)/小林衣里(神奈川県民)/小林かずえ(IMA緊急シェルター)/小林信次(ほしのいえ)/小林猛/小林千賀子/小林哲彦(弁護士)/小林誠(弁護士)/小松秀雄(埼玉ユニオンさいたま支部)/五味金次(多摩あおば病院労働組合)


/斉藤明子(コミュニティサポート研究所事務局長)/齋藤星耕(京都大学大学院)/斎藤貴男(ジャーナリスト)/斎藤奈美(法律事務所勤務)/酒井昌史/坂尾昇二(社会福祉士、ケアマネジャー)/坂口和子(東京都民)/坂下裕一(弁護士)/坂根輝吉(生活保護受給者)/酒見恵美子/佐々木阿修羅(非・戸籍名、精神障害者・生活保護受給者)/佐々木理恵子(会社員)/佐藤清子(東京YWCA武蔵野センター)/佐藤研(作業療法士)/佐藤幸子(さいたまコープふれあい介護センター)/佐藤平(生活保護受給者)/佐藤泰(医療法人社団順風会)/佐藤訓子(埼玉県教職員)/佐藤順恒((社福)あげお福祉会)/佐藤侑子(コミュニティサポート研究所理事長)/佐渡島啓(弁護士)/佐野就平(弁護士)/佐野卓志(精神病当事者、精神保健福祉士)/さぶろう(目黒区在住)/皿澤剛(前進友の会)/澤田祥子(東京YWCA国領センター)/三家英明(医療法人三家クリニック)/ジェフリード(英国在住アーティスト)/塩入祐世(塩入神経科医院)/芝田淳(司法書士、鹿児島野宿生活者支えあう会)/嶋田貴子(司法書士)/清水直子(フリーライター)/清水義尉(島村記念病院)/下川雅嗣(上智大学教員)/下村幸仁(会津大学社会福祉学科助教授)/庄谷怜子(仏教大学教授)/白木久子/菅本麻衣子(弁護士)/杉浦秀子(NPO法人きずなの会)/鈴木のり子(精神障害者小規模授産施設職員)/鈴木直子(心理士)/鈴木雅子(静岡県民)/鈴木佳(あとりえふぁんとむ)/須藤謙蔵(株式会社サポート・コア)/寿田容子(作業療法士)/関千尋(多摩あおば病院)/関口多恵子(消費生活相談員、埼玉県消費生活コンサルタントの会代表)/関口龍眼(陽和病院患者協会共同代表、全障連関東ブロック他)/攝津正(芸音音楽アカデミー)/芹澤裕子(東京都民)/千田奈名(作業療法士)/


/高井淳一郎 /高木太郎(弁護士)/たかざわみつあき(ホームレス支援会議「のはな」代表)/高沢幸男(寿支援者交流会・事務局長)/高野紘(生活保護受給者)/高橋一紀(にしの木クリニックデイケア)/高橋りえ子(東京YWCA武蔵野センター)/高松佳子(弁護士)/竹下義樹(弁護士)/武部伸一(さいたま市民)/田島信二/立山尚(精神保健福祉当事者会「翼の会」代表世話人)/田中明彦 (龍谷大学社会学部助教授)/田中耕治/田中重仁(弁護士)/田中雅子(アジア女性資料センター会員(在ネパール))/棚谷直己(作業所職員)/谷靖介(弁護士)/谷口伊三美(薬物依存症からの回復支援・フリーダム常任理事)/種部陽子(埼玉県民)/近松順子(東京都民)/塚口絢子/塚田悦子/月橋信治/土屋文博(弁護士)/土屋秀樹(グループホームふうせん)/角田妙子(グループホームふうせん)/都留民子(県立広島大学教授)/寺久保光良(山梨県立大学教授)/樋田幸恵(社会福祉士)/東方由利子(堀江病院医労協)/鴇田昭裕(ホームヘルパー)/戸田由美子(社会福祉士事務所ねこのて)/利根川正樹(法律事務所勤務)/富田三樹生(多摩あおば病院院長)/


内藤進夫(はけん・パート関西(=アルバイト・派遣・パート関西労働組合)神戸事務所副代表)/中井泰治(NPO法人CILピアズ理事長)/中桐康介(長居公園仲間の会)/中島直(多摩あおば病院精神科医)/中島洋(にしの木クリニックデイケア)/中嶋陽子(京都)/中囿桐代(釧路公立大学教授)/中田計志(堀江病院)/中谷誼(弁護士)/仲谷京子(グループホームふうせん)/中山健次(埼玉県民)/中山久子(東京YWCA)/中山福二(弁護士)/中野里美/中野真樹子(ひげとしっぽの移動どうぶつ病院代表、獣医師)/中原修啓(ラッキータイフーン代表)/長堀淑子(神奈川県民)/中村一孝(藤サービス㈱社会福祉事業部)/中村淑子(専門学校職員)/中村訓子(ほしのいえ)/中村宏(法律事務所勤務)/中村守(全国生活と健康を守る会加須準備会)/中谷康哉(作業所アルバイト)/なすび(仮名、山谷労働者福祉会館活動委員会)/七瀬タロウ(精神医療ユーザー)/新山喜久子(看護士)/西岡千恵子(共同の家プアン)/西川晶子(キリスト教会牧師)/西川政行(ホームレス支援会議「のはな」)/西隈亜紀(精神保健福祉士)/西村正樹(DPI北海道ブロック会議議長)/仁平典宏(中野夜廻りの会)/根本加代子/のぐち英一郎(鹿児島市議)/野口雅男/野口基(ホームレス支援会議「のはな」)/能勢充希(大阪全労協事務局長)/野中清一(弁護士)/野々村泰道(自治体公務員)/野原沙希(千葉県民)/信木美穂(こぐまの森代表)/野村修身(東京都民)/野呂久美子(弁護士)/N・O(仮名、精神的DV被害者、生活保護受給者)/


羽間平人(病院職員)/橋野高明(日本キリスト教団牧師)/觜本郁(神戸公務員ボランティア)/橋本誠一(静岡大学)/長谷川文子/長谷川りゑこ(東京都民)/波多野孝彦(弁護士)/浜岡真由美/濱本正彦(日本の戦後責任を清算するため行動する北海道の会)/林俊二(渋谷区住民)/原敬造(原クリニック)/半田文穂(医療法人唯愛会)/東谷幸政(NPO法人わくわく事務局長)/樋口直人(徳島大学教員)/樋口宏実/氷熊克哉(予備校講師)/尾藤廣喜(弁護士)/尾藤昌子(診療所職員)/日山誠(精神保健福祉士)/平野敞保(にしの木クリニックデイケア)/平原興(弁護士)/深津安春(グループホームふうせん)/福家麻夫/福谷隆雄(さいたまSU)/冨家貴子(立命館大学大学院)/福冨紀美代(にしの木クリニックデイケア)/藤田孝典(NPO法人ほっとポット代表理事、社会福祉士)/藤本保典(にしの木クリニックデイケア)/藤村幸子(東京都民)/舟木浩(弁護士)/舩橋雅代(グループホームふうせん)/古井美樹子(多摩あおば病院相談室)/古川いつ子(ほしのいえ)/古寺晋策(宇治黄檗病院労働組合)/星丘匡史(にいざ生活支援センター)/細田文子(越谷市・蓮田市消費生活センター)/細田美帆子(東京YWCA)/堀内勇(旧障害者の自律支援センター)/堀内慶子(精神科医・みさと協立病院)/堀野志津子(グループホームふうせん)/本田次男(きょう夜回りの会)/本間葉子(さいたま市民)/


/牧野丘(弁護士)/牧野良次(あとりえふぁんとむ)/松尾美恵子(釜ヶ崎医療連絡会議)/松倉満(宇治黄檗病院職員組合)/松平隆史(精神保健福祉士)/松原正子(看護士)/松本朗(ATTAC関西グループ)/松本和子(ほしのいえ)/丸居明夫(福祉事務所職員)/丸野陽一(丸野クリニック)/丸山ハツミ(作業所非常勤)/manmosu(仮名、DV被害者)/三上一雄(ほしのいえ)/三澤了(DPI日本会議議長)/溝田ぼけまる(幸・居酒屋シンガー)/水沢よし子(にしの木クリニックデイケア)/満尾直樹(弁護士)/宮尾美代子(宮尾メンタルクリニック)/宮川日出雄(アルコール問題と取組む組織NPO法人仲間と共に歩む会)/宮崎仁美(あとりえふぁんとむ)/宮本久子/三好友子(堀江医労協)/牟田青子(ほしのいえ)/村井勝美(弁護士)/村上麻衣(作業所職員)/村瀬崇(多摩あおば病院ソーシャルワーカー)/森千香子(南山大学)/森登美子(香取市在住地域づくりコーディネーター)/森直美(医療法人社団コスモス会紫藤クリニック)/森口秀樹(八戸ノ里クリニック)/森田奈美(ティナラク織の会「カフティ」)/森本清文(あとりえふぁんとむ)


八木正(金沢大学名誉教授)/柳章弘(司法書士)/矢野雅子(寿医療班)/山口詠子(作業所職員)/山口かおり(仮名、自立生活サポートセンター・もやい)/山口素明(予備校講師)/山崎淳子(精神障害者小規模授産施設職員)/山崎正雄(法律事務所勤務)/山下茂(弁護士)/山田貞子(仮名、生活保護受給者)/山田光(生活保護受給者)/山本和美/山本邦夫/山本志都(弁護士)/山本則昭(精神科診療所職員)/山本真理(全国「精神病」者集団事務局窓口係、世界精神医療ユーザー・サバイバーネットワーク理事)/山本康子(東京YWCA砂土原センター)/ゆのまえ知子(北京JAC)/横川民子(東京YWCA )/横塚のぞみ(東京YWCA)/芳井武志(心身障がい
者作業所友愛工 房)/吉川和江(グループホームふうせん)/吉田一平/吉田節子(グループホームふうせん)/吉永純(花園大学)/吉廣慶子(弁護士)/依田圭一郎(NPO法人きずなの会)/頼高秀雄(元蕨市議会議員)/YA(仮名、DV被害者)


/李莉(くろーばー)/レイ(東京都在住の主婦)/李敬熙(東京YWCA・ひなの家)


/若狭美道(弁護士)/和田稲子(埼玉県民)/渡辺潤(全国公的扶助研究会事務局長)/渡辺久利(社会福祉士)/渡邉仁(弁護士)/渡辺裕美(作業療法士)/渡辺雅俊(医療観察法の運用を見守る市民の会)/渡辺義明(ホームレス支援会議「のはな」)/渡辺芳男(東京都民)/渡部幸代(東京YWCA)/渡部裕一(原クリニック)/


<公開不可>
69名

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            <コメント一覧>

● 生活保護の生活の実態
 私はうつ病で、障害年金と生活保護で単身生活をしています。毎日の生活が病気との闘いです。それでも、一人暮らしを続けています。また、京都の患者会で《なかま》とともに支え合って生活をしています。(詳しくは月刊『むすぶ』No.424の「皿澤剛の一日」を読んでください)
 ところで、生活保護での生活ですが、正直なかなか大変です。もちろん、私は働くことができないし、家族からの援助もしてもらえない、貯金も無いということで生活保護を受けています。僕にとっては最後の命綱です。しかし、やはり最低限度の生活というのはなかなか苦しいです。具体的には、家賃の占める割合が大きいです。生活保護の総額から、家賃・共益費・水道代をまず引き出します(これは毎月定額です)。残りが生活費ですが、年金も含めてひと月約8万円です。ここから、食費
・光熱費・通信費・交通費(特に京都は交通費が高いです)を出さないといけません。あと雑費(散髪代や服代など)もあります。
 僕は料理が出来ません。しんどくてできないのです。しかし、外食もできません。外食はとても高く経済的に無理です。食費は一日800円~1000円にしないと生活できません。それで、お米だけは炊いてあとのおかずは納豆や卵やきゅうりや冷凍食品にしています。また、患者会の週2回の食事会で栄養をとっています。
 患者会が休みの日はほとんどどこにも出かけません。交通費がかかるからです。新聞も取っていません。そうやって、なんとか毎月やりくりをして生活をしています。それでも月末はお金が無くて大変です。
 しかし、僕はまだ恵まれているのです。それは「障害加算」が付いているからです。だいたい2万円弱、健常者の方よりたくさん生活費をもらっています。逆に言えば、本当は生活保護の生活費は6万円強なのです。母子家庭の人も高齢者もその金額で生活しています。母子加算も老齢加算もこの2年で無くなりました。最後に残った障害加算も無くなるか減らされるでしょう。また、基準額そのものも確実に減らされていきます。それにそなえて、もっと切りつめた生活をしていかないと生きて
いけません。また、借金は絶対にできません。もちろん借金自体良くないことですが、仮にどうしても借金しないといけないことがあってもできないのです。それは、借金も「収入認定」されてしまうからです。
 生活保護は最後のセーフティネットだと言われています。しかし、今現在受給している140万人の生活はそのように苦しいものです。そして追い打ちをかけるように、「有期保護制度」の創設や医療費の一割負担という案がでてきています。私たちに死ねと言っているのでしょうか。また、受給者は毎日、「保護」がうち切られるんじゃないかという不安を抱えて生活しています。「ケースワーカー」という名の監視員が定期的に住居に乗り込んできます。民生委員も味方ではありません。それ
が実態です。
 おそらくこれからは、死人がたくさん出てくるでしょう。いまも毎年3万人以上の自殺者がいますが、殺されていると言ってもいいでしょう。しかし、これからはますます酷い状況になっていくことが確実です。
 この流れは止められないのだと想います。
  月刊『むすぶ』・ロシナンテ社  
http://www9.big.or.jp/~musub/


●このように機能していない法律はあるのでしょうか。私たちが野宿者の方に付き添っていかなくても良い社会になってもらいたいのに、削減とは怒り!ついでに「保護」というネーミング変えてもらいたい「生活支援法」とかにしたら。名前が精神を表していると思う。


●これ以上のナショナル・ミニマム削減を許さず、稼働能力者を保護申請時に排除する制度運用を是正させましょう。また、不安定就労者を自立支援プログラムによって再び不安定就労に放り投げる無責任で非情なやり方に断固反対します!!


●軍国化に比例しての福祉の切り捨てに茫然とします。


●「構造改革」の名の下に社会保障の切捨てが行われていることに怒りを感じます。生活保護の削減は、弱い者いじめです。国民一人ひとりが安心して生きられる社会にしてほしい!


●来年度の国会でどうなるか気に病んでいます。来年の参議院選挙では、自民党に投票しません。とくに、安部新政権(多分安部さんでしょう)は弱者切り捨てです。再チャレンジと言っていますが、働けない上に生活費を減らされたら再チャレンジどころではありません。私も過去自殺未遂がありますが、自殺への再チャレンジとも受け取れます。


●私たちの組合員は、みんな非正規社員で有期雇用契約で働く労働者です。短期の細切れ雇用ではたらき、契約期限切れ・中途解約・解雇でまた失業し、一からの求職活動→また非正規雇用労働→失業
の繰り返しです。有期雇用というのは、もともと低賃金・低条件の上、絶えず失業を前提としています。
生活保護、野宿生活は、<明日はわが身>の問題です。集会の盛り上がりと成功を期待し、賛同します。


●賛同いたします。保護費削減の流れが各方面に波及する危うさに田舎町で警鐘を鳴らしてきました。鹿児島市内で支援活動に参加しているものです。


●集会には参加できませんが一国民として、生活保護がよりよい制度になることを心から望んでいます。


●労働戦線でも産業別最低賃金の廃止などがうたわれています。
生活保護費削減もまた,新自由主義を背景にした「小さな政府」路線に基づいている点で根を同じくするものと言えます。


●戦争に傾斜して福祉や社会問題には背を向ける見て見ぬふりをするこの流れ傍観していてはいけないと思います。


●金持ちをますます肥え太らせる政策を採り続け、逆にさまざまな事情で生活困窮者「ワーキングプア」になった人たちに対して、「自助努力が足りない」の一言で切り捨てる、政府の方法や国の政策に便乗して福祉予算を削ろうとする、鳥取県知事を始めとする改革派の地方自治体の方法は非人道的であると思います。


●財政難の責任転嫁も甚だしい。例えムダ使いの責任者が全員詰め腹を切ったとしても、この弱者攻撃は許せない。国際人権法規尊守!棄民政策断固阻止!


●私は、移住女性の生保の申請の手伝いをよくします。どんなに生保が必要な状況でも、本人一人でいくと100%に近い確立で断られます。また、私が同行しても、家賃を払えなくて家を追い出されたり
、DVで家を出ざるを得ない人が、住宅の基準額が当該自治体より高い他の自治体内で住宅を見つけた場合転宅資金を出すのを嫌がるケースがほとんどです。13日の集会には参加できませんが、そんな現場での声を是非、議員にぶつけてください。


●これ以上の福祉削減は、社会全体の自滅につながる。自立という言葉を乱発し、新自由主義と引き換えに使うのは、「公正」ではない。


●最近の福祉行政も益々お粗末になってきましたが(横浜も)、更に本末転倒な話です。


●生活保護の引き下げは絶対に阻止しないといけなと思います。現在でも、苦しい思いをしながら生活をされているのに、引き下げられてどうやって生きていけるのでしょうか。昨年の自立支援法成立もそうですが、「国にお金がないから弱者を切り捨てる」と言っているとしか思えません。

●最近の政府の弱いものいじめに、対して、腹立たしく、また怒りに、震えている、重度の障害者です。また今回、社会的にも最低基準の生活保護を切りさげようとしている政府に対して心から抗議をします。東京にはよう行きませんが、賛同します。

●国は、ミサイル防衛や、米軍への思いやり予算には巨額の血税を惜しみ無く注ぐ一方、介護保険制度改悪、医療制度改悪、自立支援法で、社会保障を必要とする私たちを苦しめています。市民への直接の窓口である市区町村も、財源難を理由に、生活保護を出し渋っています。もう一度、憲法を読み直していただきたい!生活保護制度は何のためにあるのか?格差社会とか、勝ち組負け組という言葉が流行りはじめてから、久しく時間が過ぎていますが、勝ち組と言われる方々も、いつ土地や家屋を失い、しょうがいを持つ身となるか、明日をもしれないのが、今日、ただいまの日本です。生活保護制度を壊し、敗者復活の機会を奪い、社会的弱者の生存を奪うことは、健全なことではありません。
この国は病んでいます。激しく病んでいます。この国を救う医師は、もはや、政治家でも、官僚でも、学識経験者でもない、他ならぬ、痛みを持つ私たち、生活困窮者ではないでしょうか?


力ある者たちによって小さくされたパイを争うことなく、パイを大きくするよう声をあげましょう!

いざ、当日です。

前夜は静岡から駆けつけてくださった「かたつむりの会」の方々と、事務所で交流しました!ばるこぐまのキュートなおねーサマ方の手料理とお酒で、和やかでステキなひと時をすごしました。

今日のことは、蓋を開けてみないとわからないので、まぁ、やれるだけやるサーってな感じ。後でこの記事修正して報告書きますね。

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・・・へたれの私は、結局当日の報告を書く元気がひねり出せず、もやいBlogより、稲葉氏の報告を本人にお願いしてパクらせていただくことにしました。稲葉さんthanks。

本日は集会当日。午後2時から衆議院第一議員会館で「瀕死のセーフティネットを救え!生活保護費削減に反対し、ナショナルミニマムの確立を求める集会」が開催され、全国から約140人が集まりました。<もやい>の互助会の仲間も20人以上が参加しました。

集会の前半では、この間の生活保護制度をめぐる動きを説明した後、各分野で活動している呼びかけ人から現場報告がありました。法律家からは「生活保護110番」の報告とともに、日弁連が生活困窮者問題に本格的に取り組む決議をしたことが報告され、女性シェルターや精神科クリニックで働く方からは福祉事務所窓口の厳しい現状が報告されました。

休憩をはさんで、集会の後半は参加者の間でマイクをまわしました。前日から泊り込みで来た静岡の生保受給者グループや、関西で野宿者支援活動をしている方、精神障害の当事者や母子家庭の方、もやいの互助会の仲間など、多くの方が発言し、各分野で進められる「福祉切り捨て」に憤る声がたくさん出ました。

集会には、各党(民主党、社会民主党、日本共産党、公明党)の国会議員が参加(代理出席を含む)したほか、厚生労働省社会援護局の担当者にも出席してもらい、現場の声を聴いてもらいました。

集会の最後には、今後とも連携して声をあげていくことが確認されました。急な呼びかけでの集会となりましたが、今まで出会う機会のなかった各団体や個人が出会い、交流することができたのは今後に向けて大きな力になると思います。
「私たちのセーフティネットを守れ!」という声を今後ともあげていきたいと考えています。(いなば)
http://www.moyai.net/modules/weblog/details.php?blog_id=50

もやいホームページに生活保護費の自動計算ソフトがアップされましたよ。ぜひご活用ください。http://www.moyai.net/modules/m1/index.php?id=17&tmid=31

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いま当事者・賛同者の発言をテープから文章に起こしています。集会当日の文章化したものをご所望の方は、もやい事務局まで。

当日参加できない当事者の方の声をご本人様の了承のもと、掲載します。このような文章を書くこと自体が大変おつらいことだったと思います。本当にありがとうございました。

生活保護を受けておりますN.Oといいます。

私は、国が生活保護費を削減することに反対致します。社会的弱者を見殺しにする前に国や行政の中で、見直すことをもっと徹底的にするべきと思います。

国や行政の不正、税金の無駄使いは、民間企業では考えられないような、甘い表面的な処分に留まっているのが現状ではないですか。

社会的弱者をせめる前に不正や無駄使い等をきちんと、民間企業、世間一般と同等に、厳しく対処して無駄使いを根っこからきちんとやめてもらいたいです。税金の使い道はまずは、国民の福祉を優先してほしいです。

生きることが自分ではどうにもならなくなった状態の人に対してただやみくもに、これ以上厳しくすることは、差別も感じます。

生きるか、死ぬか、心身がぼろぼろな状態のことも多いであろう生活保護者に対して、保護費削減は絶対にあってはならないと考えます。

私は、生活保護を受けるにあたり、担当のCWから非人道的な対応を繰り返され、子どもと共に生きる気力を奪われた経験があります。全国のCWさんが、少しでも人としての良心を持ち、生活保護者の対応をしてもらえるようにと強く願っています。

生活保護を受ける者にとっては、CWの対応によってもその後の経済的、精神的回復がきちんと訪れるか、さらに心の傷を深め生きる気力が失われる方向に行くかが、別れると思いました。

ただ恐怖感を与えるCWは、まるで自分が全て援助しているかのように上から人を見下す人がいます。CWさんは、生活保護者に自立の掛け橋となる手続き上での職務がある方だととらえていますが、私の担当者であった人は自分が一番偉いかのようにまた、さらに早く働けと脅しの行動も取りました。私はすぐに働ける状態ではありませんでしたが、これは保護を受けてからすぐ始まりました。

確かに、自分で生きる力がなくなり、税金のお金で生活を助けてもらうことは一般的には見下されるような状態なのかもしれません。しかし、生活保護者は福祉を守るべき行政から、人権や人間としての尊厳も奪われなくてはいけないのでしょうか?

社会復帰を目指す者に対して、逆に弊害になるような対応をするならば、さらに、経済的自立を遅らせ
命を追い詰めることになるとは考えもつかず、そのような想像力はないのでしょうか。

私が夫から受けてきた精神的暴力はDVにもあたりますが、行政ではまだほとんどDVという対応はされておりません。

行政のそういう認知の遅れや怠慢もある現状を精神的暴力の被害者の多くは承知をしておりますが、

ひとつの良心もないとらえかたで、人の話には一切心を傾けず大きな声で借金の取立てのような対応をしたり脅しをいれるような言葉使い、また子どもに対しても差別的な言葉をはくなど事情を一切無視し、無理やりでも、早く働かせるということがCWの仕事とされているように感じられ、それは
ただでさえ生きる気力がずたずたにされてきたところに親も子どもも大変体調もくずし、生きる気力も奪われることになるのです。

人権や人の尊厳をお互いに守ろうとする制度から最低限の生活を助け合うということで生活保護というものがあるのだと思っておりました。

が、現実は生活保護者に対する差別が、このような削減などの案と対応を生み出し厳しい対応を受けざるをえない生活保護者は、男性不信や恐怖感が深まるばかりで、そのような対応が横行されていることにも断固反対いたします。

生活保護を悪用する人も中にはいるのかもしれませんが、多くの人は今一度生きようと決心をし、勇気を振り絞り助けを求め、精神的、経済的自立の回復をしようとする心があるはずだと思います。それを踏みにじらないでほしいのです。

このようなCWが多いと聞くと、大変心が痛みます。そのような対応を受けると社会生活をおくろうとする上で大変な弊害になっている事実があると思います。

それを改善もせず、弱者をさらに追い詰める生活保護費削減は絶対に反対です。

政治を動かす方々にも、このようなことを個人レベルで深く受け止め人道的な政治をしてほしいと強く願っております。

N.O

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