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みんな違うからいろいろあるけど、だからこそ、わくわくする。 一緒に化学反応、起こしましょ?
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きょう、PTAの会長さんとお話しました。

例の件です。

彼はいい人なんですよ。ぜんぜんヤな奴ではありません。でもねぇ、・・・だからこそかな、すごく疲れました。話してみて、本当にわからないのだろうと思いました。¥5,000ひねり出すことが出来ない家庭を。

結論から言うと、私は祝賀会に出なくていいことになりました。しかし、それにいたるまでの会話が、ボディブローのように効いてきます。

「大変お恥ずかしいのですが、¥5,000用意することが出来ないのです。」

「ああ、いいですよ。立て替えましょうか?後で返してくだされば結構ですから。」

・・・そんな問題じゃないの。今月用意できない金が、来月用意できるわけがない。来月無理に仕事を増やそうかと思った。しかし9月からの過労が、2ヶ月たとうとする今もまったく取れる気配がない。仕事はセーブしようとのこの間決めたばかり。

「申し上げにくいのですが、私にとっての¥5,000は5日分の生活費に匹敵します。お借りしても返すめどが立ちません。ですから、どんなお手伝いでもします。参加者としてカウントされるよう振舞いますが、食事も、記念品もいりません。お金を払わず、お手伝い要員での参加ではダメなのでしょうか?」

「いやぁ、そういう事情でしたら、他の人に代わってもらいましょう。ちょっと、そういった例外での参加は難しいので・・・・。」

「しかし、学年で6人絶対出すように言われています。お金が絡むことを代わってほしいとはお願いしづらいものです。」

「そうですねぇ・・・。私のほうで○年の学年長さんと話し合ってみましょう。」

・・・どうあっても、6人の頭数はそろえなければいけなくて、金も出させるということなんだ。手伝いだけならば要らないのだ。手伝い+祝賀会のサクラ。そしてそのことが会長には単なる付き合いの一環程度の負担だとしか思えないのだ。

学年長の役の方に早速報告した。彼女に迷惑をかけて申し訳ないからだ。自分のケツは自分で持つをモットーとしているのに。そして再び我が家の懐事情を話す。

「いいのよ。ずいぶんきついことを言ってきてるんだから。無理する必要ないですよ。今回はほんと、いいから。」

そういってくれて、安堵した。でも、体制はなんら変わらないのだ。

声を上げるのは、大事だ。無理解を理解に導くのは必要なことだ。でも、なぜ私はこんな風に自分の経済状況を学校の父兄にさらさねばならないのか。自分の無力を、自分自身でさらに強化していくように思えて、気が遠くなりかける。子どもが言った言葉が、私に重い。

「代休の月曜日、女の子だけで出掛けるんだって?○ちゃんのお母さんから聞いたよ。どこに行くの?」

「あぁ。あれはね、お金がかかるから、私は行かないの。」

「なんで?お風呂洗いのお駄賃請求しなよ。たまってるでしょ?」

「・・・うーん、いいや。ウチ、今月、きついんだよね?」

数百円を遠慮されることが、とても痛い。でも、これが現実。

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やー、うちもお手伝いお駄賃制にしたんだけど(月の小遣いが少ないから)
家計が月末でキツクなってくると、子供達が請求してこなくなる・・・
ちょっと悲しい、現実だね(T_T)
とわ 2006/10/28(Sat)18:27:12 編集
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