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みんな違うからいろいろあるけど、だからこそ、わくわくする。 一緒に化学反応、起こしましょ?
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 私は訳が合って、自分の女性性を長年否定してきた。否定というより、嫌悪、憎悪ともいえる。

長い長い時間をかけて、私は自分のセクシャリティーやジェンダーを確立してきた。結果私は、肉体のもつ性と、精神の持つ性は、同一だった。自分の過去に潜ることで、自分に起きた事実と直面することで、ありのままの自分というものを見つけることができた。

紙ナプキンはとても使い勝手もよく安価だし、タンポンもとても便利だ。自分が女であることすら忘れて変わりなく活動できる。でも、使用済みのものを汚物入れに捨てる瞬間、何ともいやーな気持ちになるのだ。「汚物」を私たちは毎月大量に排出している事実。地球にどれだけ沢山の女が排せつした汚物が吐き出されているのだろうと思ったとき、自分の性に誇りが持ちづらいとちょっと思った。

赤ん坊を産んだとき、私の子は肌が弱かったので、布おむつで育てた。濡れた時の気持ち悪さを訴える泣き声と、取り替えた後の気持ちよさそうな様子がうれしかった。そして何度も洗ってほしたものだが、風に揺れるおむつたちが、命の当たり前を表現しているようで、少し誇らしく思ったものだった。そう、排せつも、命にとって必要なこと、自然の一部。なぜそれだけをことさら汚物と嫌う必要があるのだろう?

自分を好きになりたいから、なるべく私は自分を自然の一部だと感じていたい。布ナプキンは、そんな私の心と体を、きっと少し愛させてくれる。

愛する私に、布ナプキン。いかがですか?
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おはよう

 そうだ・・・わたしも「女」だったはず。いえ、女であるはず。書いてくれてありがとう。
レイ URL 2007/05/06(Sun)09:54:36 編集
うん
いつかあなたに渡したいと思っているもののひとつです。堂々と晴れた空の下に干すの、なんか言いようのない爽快感です。
やまちゃん 2007/05/12(Sat)14:38:42 編集
そうですね・・・
「女」であること。

私は敬遠してきた。女同士の人間関係に、子供時代からほとほと疲れてきたから。

また、姉との競争、比較もされてきたから・・・自然と周りの同性の子とも、自分自身、すごく比較をしては、優越感を持ったり、劣等感を持ったりしていたと思う。

「女」であること。そして、「女」同士が、一人の人として、競ったり、上か下かの「パワーゲーム」をするのではない・・・人間関係を、作りたい。

支えあいたい、そう今、少し思っています。

それにしても、「女」って何なんだろうな?未だに、女女していたくない、自分がいる。
まあり 2008/04/22(Tue)18:38:55 編集
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